仕事辞めたいですね。
宝くじ当たったら、辞めようと思って幾星霜。
結局、異世界にも行けないし、悪役令嬢に転生もできないことに気づいたみなさんこんにちは。
今回、紹介する動画は「仕事はなぜ嫌になるのか」が分かります。
上司が糞だから? いえ、違います。
好きなことをやっていないから? いえ、違います。
この動画では2点、大きな事として紹介しています。
一つ目は「感情が売買可能」となったからです。
二つ目は「仕事=人生」と洗脳されているからです。
二つ目は分かりやすいですね。一つ目はどういう意味でしょうか。
では、順にみていきましょう。
理想と現実のギャップ
現代社会において、多くの人々がバーンアウト、いわゆる燃え尽き症候群に悩まされています。
燃え尽きといっても、何かを成し遂げた訳ではなく、単に力尽きたという症状も入ります。
バーンアウトは、理想と現実のギャップから生じることが多いです。
例えば、
弁護士は、法律より、依頼人の問題に向き合う時間が多い。
医者は、医療より、書類手続きに多くの時間を費やす。
こういったギャップに悩み続けることでバーンアウトに繋がるようです。
- 意志の力で折り合いをつける → 消耗する
- 理想を捨てて妥協して現実を受け入れる → 人を人として見なくなる
- 現実を見ない → 理想は叶わないと失望する
- 理想と現実を全て手放す → バーンアウト
上司の評価基準の変化
対人サービス分野で、特にバーンアウトが起きやすく、
製造業からサービス業に社会がシフトしてきたことも要因の一つ。
製造業時代はモノを作るスキルが評価されていたが、
現在は、労働者に新米経営者のような意識を持たせ、品質・革新・効率の向上を図るように仕向けられた。
つまり従業員の態度や姿勢も仕事の評価軸となり、感情が売買可能な商品として扱われるようになったのです。
また、機械が人間の作業を代替する一方で、人間は自分自身を差し出すことを求められるようになりました。
仕事には個人として取り組むが、人と対処するときは個人として当たらないことを求められている。
例えばクレーム処理や他部署・上司には個人を抑える必要がある。
そういった矛盾した状態に自分を改造しなければいけない。
このような状況がバーンアウトの一因となっています。
一つ目まとめ
製造業からサービス業へ変化
製造業も単純作業が機械に取られた
↓
モノを作る作業が評価されなくなった
↓
「従業員の態度や姿勢が仕事の評価軸」となり、「感情が売買可能な商品」になった
↓
感情をあらゆる場面で適応するために自分を改造する必要が出た
↓
理想と現実の矛盾に苦しむ
↓
バーンアウト
面白いですね。機械化により、そんな弊害がでたのかと。
ではAI化の社会は、我々は何を奪われ、何を売買することになるのか。
ドキドキが止まりません。お手柔らかにお願いしたいです。
「仕事ができない」は最高の悪口
現代社会では、仕事ができるかどうかが人間の価値を左右する大きな要因となっています。
「将来の夢は?」の回答が職業を前提にしているように、
「好きなことで生きていく」が仕事を前提にしているように。
多くの人が「仕事でしか幸せになれない」と信じ込み、無理をして頑張る結果、バーンアウトに陥るのです。
修道院の教え
ある修道院では、事業拡大のチャンスがありましたが、撤退しました。
これは、”祈り”が修道院の本質であるという考えに基づいています。
私たちも、仕事だけが人生の全てではないと”本当の意味で”気づくことが重要です。
仕事と幸せはイコールではなく、仕事と人生もイコールではないということです。
解決策=趣味
バーンアウトを防ぐためには、仕事以外に趣味を持つことが大切です。
とても安直で、どこでも言われている回答ですが。
結局シンプルが強い。
Appleの従業員は求められたミッションに妥当な見返りだけを返して、
それ以上の献身はせず、バンド活動をしているそうです。
頭がいい奴は違いますね。
仕事以外の活動に時間を割くことで、心の健康を保つことができます。
2つ目まとめ
仕事をすることが当たり前になった。
↓
仕事でしか幸せになれない・仕事が人生と思い込む。
↓
仕事を辞めることは難しいので、趣味持とうね。
以上。興味を持った方は是非、動画本編をどうぞ。
紹介している本はこちら
動画はこちら
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