あの頃は自分が分かっていなかった。
今も分かっているかどうかは不明だが。
2013年秋頃。まとめサイトNAVERが流行っていて、「恋するフォーチュンクッキー」発売のAKB48全盛期。逆に私の好きな、お笑いは人気が底だったと思う。
私はホワイト企業ランキングに入っていた会社で人間関係に疲れて会社を辞めた。
その時の話はこちら→ホワイト企業ランキングなんて見ない方がいい
そしてデイトレーダーとかいいなあとか考えFXを調べた。
移動平均線とか雲とかローソクとか。色んなテクニカル分析を必死に覚えて。
素人デイトレーダーとしての生活は、中々面白いものだった。
だけど結局、私には合わなかった。
徐々に損益が拡大し、貯金を使い果たし、わずか半年で私は退場した。
FXでの失敗原因は3つ
・情報不足
・生活防衛資金を持たずに投資をしていた
・自分の性格が分かっていなかった
情報不足
FXをやるうえでグラフ分析ばかり勉強して、経済情報を軽視していた。
アベノミクスの内容とか全然知らなかったし、アメリカの経済指標がどうなれば上下するのかとかわかっていなかった。
ドル/円 は 米/日本 の関わりであることを考えてなかった。
生活防衛資金を持たずに投資をしていた
防衛資金がないと余裕がない。無くなってもいいなんて思えないので、損切りができない。
そして徐々に下がってくグラフと徐々に膨らむマイナス。
資金に余裕があれば、ガチホで何とかなっていたが、当時の私はあっさりと資金が枯渇した。
自分の性格が分かっていなかった
上で、余裕がないから損切りができないと書いたが、
実は余裕があっても損切りはできない性格だった。
優柔不断でプライドが高い。自分がそういう性格であることが分かっていなかった。
現在
生活防衛資金を持ちながら、余剰資金でS&P500・全世界株と高配当株でじっくりとした投資を行っている。
これは損切りできない私にはとてもありがたいやり方だった。
おそらく今はこれが自分にとって最善の投資なのだろう。
しかし、10年前はFXが最善だと思っていた。
もしかしたら10年後には、もっと良い方法があるのかもしれない。
その考えは持ち続けていきたい。
それでは、また。
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